resign myself to the "Virtual Reality"(4)

「もしもし?」
「あ、ああ。いや、つい…。迷惑だったか?」
「ううん。もう勉強終わってる時間だからいいよ。」
「そうか。…どう?」
「何が?」
「勉強」
「うーん、がんばってる…かな。」
「なんか頼りないな。大丈夫か?…といっても俺よりはましか。」
「そんなことないよ。」
「まぁ、いいか。そうそう、年末、オフの集まりがあるみたいだな。」
「うん。そうみたいね。」
「やっぱり無理か。」
「当たり前よ。もうセンターまで一ヶ月ないんだから。」
「だね。で、ことは相談なんだが」
「何を?」
「前日に少しぐらい会えないか?」
「オフの?どっか泊まるの?」
「ああ、いつものところ」
「そっかぁー。うーん……9時以降、かな。それならなんとか」
「30分ぐらいどう?」
「別にいいけど…」
「ん?なんか不都合でも?」
「…ううん、なんでもない。いいよ。」
「気になるなぁ」
「気にしなくていいよ。それで、どこ?」
「いつも集合するところで」
「ん、わかった。じゃあね」
「…ああ、じゃあな」
プツッ、ツーツーツー